【インタビュー/前編】瀧本実里さん (フルート奏者)






今回は水曜日のクラシックvol.23『フルートとギター』(→リンク)に出演する、フルート奏者の瀧本実里(瀧本実里)さんにインタビュー。様々な国内コンクールで入賞し、先日の日本管打楽器コンクールでは第3位に入賞、これからの活躍が楽しみな奏者です。代表の五十嵐とは先輩・後輩にあたり、今回2回目の共演です。ど真面目だけどお茶目な瀧本さんが垣間見えるインタビューとなりました。





楽器をはじめたきっかけはなんですか?


楽器を持ったのが8歳(小学3年生)の頃、小学校の吹奏楽部に入部したことがきっかけです。仲良くしてたお友達の家族が音楽好きで、体験入部したら入ってました。



はじめからフルートを選んだんですか?


最初はトロンボーンを吹いたんですが、口が痛くなっちゃって。(笑)
先生に勧められてフルートになりました。母からは「お菓子につられてた」とも言われていますが覚えてません。(笑)


食べ物につられてはじめた奏者って多いみたいですよ(笑) その頃はどんな子どもだったんですか?


インドアで本好きでした。水泳を習ってたんですがそれ以外の運動が嫌いで、陸上にいたくなかったです。(笑)  5歳からピアノを習ってはいたものの、ほとんど練習していなかったので全然上手くなりませんでした。


そのまま吹奏楽部に入部して、音楽家を志したのですか?


中学は吹奏楽部でしたが高校は進学コースにいたので、時間が合わず2か月くらいでやめました。進路はギリギリまで悩んで、音大進学を高3の夏決めました。マスタークラスで工藤重典先生に出会い憧れて、東京音大一校しか受けませんでした。もし東京音大落ちたら音楽をやめて理系に転科しようかなと思って。


音楽を続けてくれてよかったです!音大はいかがでしたか?


変わった人多いですよね、露骨に変な人が多い(笑)  ふわってはじめたのですが、やるなら真剣にと一生懸命練習しました。学費も高いですし。(笑)


露骨に変なひと、多い。フルート吹いてて楽しいのはどんな時ですか?


好きな曲を吹いてるときはもちろんですが、自信を持って舞台に立っているときです。まだ聴いてもらえるチャンスがなかなか無い中で、準備したものを聴いていただけるのは嬉しいです。先日のコンクールでモーツァルト吹いてるときもやりたいことをやり切ってきたから楽しかったです。


コンクールでも楽しいんですね。(笑) フルートの魅力ってどんなところですか?


工藤先生もよくおっしゃっていますが、「リード楽器(オーボエやファゴットなど)と違って媒介が無い分、ダイレクトに表現できて音色をすごく変えられる」ことだと思います。その分人によって本当に音色に差があって、会場によって変わるのも面白いです。自分のイメージと伝わってるイメージが違うこともあってびっくりすることもあります。


僕も何人かフルーティストと演奏していますが、本当に違いますよね。瀧本さんの尊敬するフルーティストはどなたですか?


工藤重典先生 
演奏はもちろん、人として素晴らしいので音楽家として憧れています。

工藤先生の先生、ランパルさんの演奏も好きです。

でも音源は特に演奏家で選ばずに「この人のこの演奏が好き!」と聞いています。実は人の名前覚えるの苦手で、演奏家がわからないまま演奏を聴いてたりします。(笑)


好きな作曲家はいますか?


ヘンデル、バッハ、モーツァルト。割と古い音楽が好きです。形式が好きなのかも?バロックとか古典音楽です。

あとはビゼーが好きです!どの曲もなんか好きなんです。


フルートで読者の皆さんにこれは聞いてほしいという曲はありますか?


うーん…
しばらくランパルさんのヘンデルのフルートソナタをすごく聴いていました。
あとバッハのフルート・ソナタはどれもいいですよね!



瀧本実里 フルート奏者

1994年生まれ、栃木県出身。8歳で小学校の吹奏楽部に入部しフルートを始める。これまでに、坂本しのぶ氏、工藤重典氏に師事。第11回仙台フルートコンクール第1位。第85回日本音楽コンクールフルート部門第3位。第22・23回びわ湖国際フルートコンクール一般部門入選。第18回日本フルートコンヴェンションコンクールフルート・ソロ部門第1位及び吉田雅夫賞。第5回三田ユネスコフルートコンクール第1位及び三田市長賞。第35回日本管打楽器コンクールフルート部門第3位。小澤征爾音楽塾にて2016年OMFオペラ、ラヴェル作曲、歌劇「子どもと魔法」にピッコロで・2017年、オペラプロジェクトXVにてビゼー作曲、歌劇「カルメン」、2018年に歌劇プッチーニ作曲「ジャンニ・スキッキ」ラヴェル作曲「子どもと魔法」にフルートで参加。2018年ロームミュージックファンデーション奨学生。現在、東京音楽大学科目等履修生に在学中。 



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前編のインタビューはここまで、後編は9月5日に更新予定です。後編は使用しているフルートについて、練習方法についてなどより音楽に踏み込んだインタビューとなっています。ご期待ください。

『フランス音楽の美しい旋律から、ラテン音楽の超絶技巧まで』

水曜日のクラシック vol.23
《フルートとギター》
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2018年9月12日(水)
19:00-20:00(18:30open)
hall60(原宿駅より徒歩6分)

チケット(前売)
一般 3,000円/ペア 5,500円

瀧本実里 #フルート
五十嵐紅 #クラシックギター




プログラム予定
フォーレ:夢のあとに
ラヴェル:亡き王女のためのパヴァーヌ
ショパン:ロッシーニ「シンデレラ」の主題による変奏曲
ピアソラ:タンゴの歴史

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