【インタビュー/後編】倉冨亮太さん (ヴァイオリン奏者)









こんにちは。「水曜日のクラシック」代表の五十嵐紅です。

今回は水曜日のクラシックvol.19『静かな森の中で、』(→リンク)に出演する、ヴァイオリン奏者の倉冨 亮太(くらとみりょうた)さんにインタビュー。前編では好きな演奏家やヴァイオリンを始めたきっかけを教えていただきましたが、今回は楽器の話、上達のアドヴァイスなどを質問しました。




------今使ってる楽器はなんですか?


楽器名:デコネ(1755) 
弓:タブス:イングリッシュ棒
弦:ビジョン・チタニウム・ソロ(G・D・A線)
ピラストロno.1(E線)


------その楽器の好きなところってどこですか?


先生からのご縁でこの楽器と出会い、音色(特に低弦)が気に入っています!


------弦のこだわりってありますか?


柔らかい音色が出て、ハリが強すぎないことかなー。


------そうなんですね。ところで1日どのくらい練習しますか?


難しい・・・(笑)休みの日は8時間くらい。今減って4時間くらいかな。学生の頃は8-10時間は練習してました。


------どういう練習をするの?


音階・エチュードだけで2時間くらいはかかるし、音楽を突き詰めていくと8時間とかあっというまですよね。


------確かに気がつくと時間があっという間に過ぎてる。


今オーケストラにいますが、その譜読みだけですごく時間がかかります。


------(そういえばこないだ倉冨さんの鞄の中に大量の楽譜があったな・・・・。)楽器が趣味の方にヴァイオリン上達のアドバイスって何かありますか?


ボーイングが大切だと思います。左手を動かす人が多いけど、右手ができてないと音がコントロールできない。右手の技術を完成させていくのが近道だと我ながら後悔中です。(笑)

ゆっくり練習も大事だし、1日何度かはその曲のテンポでチャレンジしてみる。ゆっくり練習だけじゃダメですよね。それでどこが弾けてないかチェックして、隙あれば弾けないところをさらう。


------それでも弾けない時は?(笑)


リズム替え練習をしたりして、最終手段はフィンガリングを変えます(笑)


------おすすめの音楽の勉強は?


一番はレッスン受けることをおすすめしますが、いろんな音源を聴くことで共通の認識を知ることも大事だと思います。体に入ってから味付けをしたりは近道かも。


------クラシック音楽の魅力ってなんですか?


何百年前に作られたものが弾き続けられていて、解釈が時代や人によってもそれぞれ違う。僕の演奏も歴史の経過点であるかもしれないし、歳をとってもまた解釈が変わったり...音楽を追求し続けられるのは面白いです。


------今回僕と3回目の共演ですが、倉冨さんにとってクラシックギターってどんな楽器ですか?


最初にやったときに音が新鮮だし、聴いたことない音で心地よかったんだけど、バイオリンとすごく合うことがわかって、最近はギターの音楽も聴くようになった。ギターの曲は楽しいです。


------水曜日のクラシックってどんな印象ですか?


それぞれ毎月違う楽器、違うジャンル。ここまで凝っていろいろやっているのは他にはないから面白い。僕は特に管楽器とのコンサートが珍しくて面白いと思う。


------倉冨さんは日々何を心がけて生活していますか?


やるときはやる。休むときは休む。仕事が始まったら真剣に向き合う。オンとオフをきちんと切り替えることを目標にしてます。





(おまけ)


------クラシック以外で好きな音楽はありますか?


映画音楽が好き。


------音楽以外の趣味はなんですか?


将棋かなあ・・・。大学の頃から、携帯アプリでふとした時にやってます。小さいころ父から教わって始めました。囲いとか、戦法とか知ってから楽しくなりました。

あとは映画観賞。切ない系の。


------映画の話はよく二人で盛り上がりますね。好みが似てて(笑)「全米が泣いた」ら僕らも泣くタイプ。


テーマは哀愁(笑)


------好きな食べ物ってなんですか?


干し柿。(笑)あとは担々麺 。


------今後の夢はなんですか?


海外で学びたいです。行ってみたいのはドイツ、アメリカ。


------ドイツはなんとなくわかるけど、なんでアメリカなんですか?


ブロードウェイ観てみたい。あとナッツベリーファームも行きたいですね、スヌーピーの聖地。(笑)


------あ、本当にスヌーピー好きですよね!では最後の質問スヌーピーの魅力とは?


全部だよ。形から漫画から大好き。話も哲学的なんだよね。小5から好きなんですが、電車の中でスヌーピーの絵を電車の中で描いてたら、隣のおばさんに褒められて好きになって、ひたすら書くようになった。(笑)


------面白い(笑) 


大丈夫?これちゃんとインタビュー作れる?(笑)



2018.4.18

インタビュー 五十嵐紅





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倉冨 亮太(ヴァイオリン) 
Ryota Kuratomi

東京芸術大学音楽学部弦楽科を首席で卒業。在学中に安宅賞等受賞。同大学修士課程卒業。リピッツァー国際コンクール第2位(最高位)、聴衆賞等の特別賞受賞。公益財団法人ロームミュージックファンデーション2016年度奨学生。ザルツブルク=モーツァルト国際室内楽コンクール2012第2位。リゾナーレ室内楽セミナーにて音楽賞、奨励賞受賞。9月よりNHK交響楽団契約団員。


五十嵐 紅(クラシックギター)
Koh Igarashi

東京音楽大学クラシックギター科卒業。第29回ジュニアギターコンクール高校生の部1位、第27回スペイン音楽ギターコンクール第2位のほかクラシカルギターコンクール、GLCギターコンクールなど様々なコンクールで入賞。2012年TEDxUTOKYOにパフォーマー、日本ギター連盟主催「新進ギタリストの競演」等に出演。現在ソリストのほか声楽、弦楽器、管楽器など様々な演奏家の伴奏者を務める。



リハーサル音源




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水曜日のクラシック vol.19


《静かな森の中で、》




森の中の鳥のさえずり、木々の音楽、夜空を中心にクラシックを選曲します。





2018年5月9日(水)19:00-20:00(18:30 Open)


原宿hall60 (原宿駅より徒歩5分)





○プログラム





マグダウェル:『森のスケッチ』より


ダカン:かっこう


ポンセ:エストレリータ


パガニーニ:カプリス第9番「狩り」
ほか



【前売】一般3,000円 ペア5,500円

【お問い合わせ】
070-6432-4980


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